夏祭り
キセキでは、ボランティアコーディネーターも担当させてもらっている。
4月から担当していて、今までは1人、2人、0の時もあったんだけど、
7月末から9月半ばまでで毎日5人はいるレベルで大盛況。トータル20人ぐらいの高校生、大学生がボランティアプログラムに参加してくれている。
キセキのボランティアプログラムは、いつ来てもいいし、いつ帰ってもいい。(一応、1週間~だけど。)
だから、それぞれの良いタイミングで、さらにそれぞれの期間で来るので、ほぼ毎日人の出入りがある。
先週は、過去最多11人が同じタイミングでいた。
そのメンバーが来る前に、何か残るイベントができないかな~と考え思いついた夏祭り。
なーんも深いことは考えず、マネージャーに許可もらってすぐボランティア参加者に連絡とった。
みんなはルワンダに来る前から色々とアイディアを出してくれて、事前準備もしてくれた。
当日いるメンバーが揃ったのはなんと前日の夕方。
にしてはよく準備できた方だとは思うけど、当日はいろんなハプニングが起こり、大反省。
自分自身初めてイベントを企画したからもちろん完璧にいかないってことは前提にあったけど、いや~難しかった。
コミュニケーションを取ること。
がいかに大切か。
が一番の学び。
まずは自分の想いをちゃんと言葉で伝えることから。
そこが伝われば目標に同じ気持ちで向かうことができる。チームワークがうまれる。
今回は私が事前に夏祭りをする目的、なぜしたいのかってことをちゃんと伝えなかったから、最後までみんな気持ちがふわ~として、それぞれに疑問が残ったまま終えてしまった。
運営側の気持ちがふわ~ってしてたら、イベント自体もふわ~ってなる。
大きな学びをありがとう。
世界に出て感じる日本人
日本人っていいな。って思う瞬間…
海外で生活しているとよくある。
今日VISA申請代を払いに行った。
支払いのカウンターは1つしかない。10人ぐらい待ってた。
整理券が配られた。が、私と同じタイミングで来た人は「私は整理券とらないよ、次!私!ただ払うだけなんだから。待つ必要ないわ。」とさっさとカウンターのイスに座る。(カウンターには2つイスがあって1つは別のお客さんが支払い中) 横からガツガツしゃべりかける。チョコやらチップス食べながら。
整理券を配るスタッフは無理やり整理券を渡そうとするけどその人は無視。
かと思いきや、また別の人はカウンターに行って「遅い、はやくして、なんで窓口が1つなん、こんなに人いるのに。はいこれ、自分の書類とお金。」って横から渡そうとする。
今度はその二人が「いや、私が先!」と言い合いをする。
確かに効率は悪い。
このお客さんの人数に対して窓口が1つなのもおかしい。
けどさ!待とうよ!!ってなるよね。
黙って順番が待てる。それって日本では当たり前だけど、世界をみてみるとこれって日本人らしさなんだよな。
結局その人が優先される感じも含めて。ね。
キセキのスタッフがマンゴー切って冷蔵庫に入れてくれてた。ほっとする。
初めて向き合った家族の命
8月19日
大好きで仕方ない妹のそらがお空へ。
年が離れた兄弟が実家を出て、ほぼ一人っ子のようだった小3の冬。
どうしても飼いたいとお願いをして我が家にやって来てくれたそら。
小学生の頃は毎日、散歩がてら学校まで祖父と迎えに来てくれ、毎日遊び相手になってくれた。
18歳で実家を出てからは帰省する度にぷりぷりのお尻としっぽを振って迎えてくれた。
いつも話し相手になってくれて、癒してくれて、助けてくれて、守ってくれた。
16年間、私の人生の半分以上一緒にいたんだな。
今回、家に帰ってもぷりぷりのお尻としっぽの出迎えがないんだなー。
寂しい。ずーーーっと涙がポロポロ出てくる。
でも、病気になるわけでもなく事故にあったわけでもなく…寿命を全うしてくれた。
電池が切れるまで生きてくれた。
ありがとうそら。
大好き。
大人と関わること
ルワンダに来てもうすぐ4ヶ月。
まさかの大の苦手の経理のお仕事がメインですが、助けてもらいながら何とか頑張ってます。
もう1つ、ボランティアコーディネーターも担当させてもらっています。
キセキでは一週間から参加できるボランティアプログラムをしていて、その参加者の活動内容を一緒に話し合って決めたり、活動のフォローをしたり…
それぞれ思いがあって来るので、その思いを聞きながら、感じながら、サポートをさせてもらっています。
今までに7人の方が来てくれ、今現在3人、今日からまた+3人、今月は 人!
大学生が多いんですが、なんと私は大学に行っていなければ、同級生たちが大学に行ってる間、私は浜松、フィリピン、オーストラリアそして就職をしたので、大学生と関わることがほとんどありませんでした。
今回、初めて大学生と深く関わり、大学生ってどんなんなのか、大学ってどんなんなのか知ることができています。
私は国際協力!っていう軸が既にあったし、農業だ!ってビビっときたので専門学校で勉強しましたが、いや~大学ってすごいんですね。過ごし方は人それぞれやな~っても思いますが、めっちゃ勉強できるんやなーって。
ただ、私は同級生が大学に行っていた間の4年間の濃さは人一倍だと思います。
何よりも相当な数の人に出会いました。日本でも海外でも。
恩師にも、一生の仲間にも、ガッツを教えてくれた先輩にも、オーストラリアでは世界のあちこちの友達にも出会い、就職したオイスカでは心から尊敬できる上司と宝物の研修生と…
今の私の軸になっている、そして一生お世話になる、繋がり続けるであろう人たちにたくさん会いました。
そう、大人に。
私は歳の離れた兄が2人いるってのもあるし、両親が人と集うのが好きってのもあるし、実家が人が集まる場所ってのもあって、小さい頃からたくさんの大人と関わってこれました。
これってめちゃめちゃ大事だったと最近改めて感じています。
無意識に色んな大人からばりばり刺激、影響を受けていたんだな。って。もちろん自分から求めて出会った人もたくさんいるけど、全ての大人との出会いが今の私をつくってくれてるんだなーって。
絶対に私を豊かにしてくれているもんな。
両親が人と出会うこと、関わることを大事にして育ててくれたんだな~ってことも知った。どこに行きたいって言っても「行ってこい!」って力強く背中を押してくれる。
だから実際にたくさんの人に出会ってきたしなぁ。
なーんてことを大学生と関わっていてすごく感じる。
もっともっと積極的にたくさん大人と関わってほしいな~って思う。
私の軸の1つだよな、人との出会い。
はぁ~ありがとう。
憧れ
アフリカ、ケニアにキベラスラムという東アフリカで最大と言われているスラムがあります。
そのキベラスラムに、マゴソスクールという学校があります。
日本人女性がしている学校です。
10月に行こう!と思ってコンタクトしてみるとちょうどいらっしゃらないということで、今回の訪問は諦めました。
が、7月末にルワンダに行きます。と連絡をいただき、会いに行かせていただきました。
ありがたい。
もーーとっても明るくてパワフルで。ほんっとに優しい方なんだろなーってお話をしていて感じました。
やってることが凄すぎて、「なんでできるとーーーー!!!????」って思うけど、できるんだよなぁ。こういう人って。
やっぱり憧れるし、絶対こういう女性になりたいって改めて思った。
貴重なお時間だったなぁ。感謝。
お花の存在
おととい、ボランティアプログラムに参加中の子とスラムに住む子どもたちに会いに行きました。
今、ルワンダの学校はホリデー中なので、子どもたちはお家でお手伝いをしたり、お友達と遊んだりしています。
「キッズあつまれ~!」と呼びかけたら、20人の子どもが集まり、家族の絵を描いてもらい、英語で紹介してもらいました。
お父さん、お母さん、兄弟の絵を上手に書いてくれ、英語での紹介もばっちりしてくれました。
(小学校では英語の授業もあります。)
私が気になったのは、お花の絵を描く子が多かった。ということ。
家族の絵を描いた後に、あいたスペースに描く子もいれば、最初からお花の絵を描く子も。
久しぶりにスラムに行きましたが、やっぱり臭いはきついし、生活水が流れていて不衛生だし、道も悪い。
緑も花もありません。
そこに住む子どもたちがお花の絵を描く。
きれいなお花を描くんです。
”きれい”を求めているからなのかなぁと感じました。
きっと彼らはお花を見る機会は少ないはずです。
日本みたいにパブリックの道沿いにお花が植えられてるなんてありません。
日本ってすごいですよね。お花を植え、管理をしている人がいるんですもん。
その花を見て「きれいだな~」と思えること、ありがたいことなんですよね。
だけど日本ではバタバタ過ぎていく日々で忘れがちなこと。
でもその花は無意識に私たちを癒してくれている存在なんですよね。
彼らにももっとたくさんのお花を見てほしい。
自然に触れてほしい。
お花の存在。
国、環境、人によってそれぞれですが、人にとって欠かせないものだなと改めて知りました。
Treasureの紹介
✨Treasure✨
前アップした宝物のはなし。
KISEKIのスタッフの宝物を紹介します。
こないだ少し書いたけど、ほとんどのスタッフがまず "Family" と言いました。
へぇ~!
日本人に聞くと、家族が大切なのは前提な上でなにかそれぞれ宝物を答えるかな~。と感じました。
"家族=宝物" ではないかな~。と。
でも、ルワンダ人(スタッフにしか聞いてないけど)にとって家族は"宝物"。
ルワンダはたったの25年前に大虐殺が起こりました。
今でも被害者加害者は残っています。
友達、恋人、両親、家族を失った人もたくさんいます。
正直、想像もつかない出来事です。
悲惨すぎる歴史があるから、言葉では表せないほどの悲しさを経験したから、今、ルワンダ人にとって"家族=宝物"なのかなとも思います。
そして、おもしろかったのが"Football"という答え。趣味が宝物。 なんかシンプルでいいなーと。
"物"ではないんですよねぇ。
なんだかいろいろ考えさせられました。
大切にしたいもの。大切にしよう。
大切なもの。大切にし続けよう。
私の宝物は、今まで出会った全ての人たち。とオイスカファミリー。