お花の存在
おととい、ボランティアプログラムに参加中の子とスラムに住む子どもたちに会いに行きました。
今、ルワンダの学校はホリデー中なので、子どもたちはお家でお手伝いをしたり、お友達と遊んだりしています。
「キッズあつまれ~!」と呼びかけたら、20人の子どもが集まり、家族の絵を描いてもらい、英語で紹介してもらいました。
お父さん、お母さん、兄弟の絵を上手に書いてくれ、英語での紹介もばっちりしてくれました。
(小学校では英語の授業もあります。)
私が気になったのは、お花の絵を描く子が多かった。ということ。
家族の絵を描いた後に、あいたスペースに描く子もいれば、最初からお花の絵を描く子も。
久しぶりにスラムに行きましたが、やっぱり臭いはきついし、生活水が流れていて不衛生だし、道も悪い。
緑も花もありません。
そこに住む子どもたちがお花の絵を描く。
きれいなお花を描くんです。
”きれい”を求めているからなのかなぁと感じました。
きっと彼らはお花を見る機会は少ないはずです。
日本みたいにパブリックの道沿いにお花が植えられてるなんてありません。
日本ってすごいですよね。お花を植え、管理をしている人がいるんですもん。
その花を見て「きれいだな~」と思えること、ありがたいことなんですよね。
だけど日本ではバタバタ過ぎていく日々で忘れがちなこと。
でもその花は無意識に私たちを癒してくれている存在なんですよね。
彼らにももっとたくさんのお花を見てほしい。
自然に触れてほしい。
お花の存在。
国、環境、人によってそれぞれですが、人にとって欠かせないものだなと改めて知りました。